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Author:SYU
気ままに語り、たまに脱力する夢追い人。
人生の半端者。
とりあえず18歳です。



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まったり旅日記
書く内容は統一感がない。 なにせここは中の人の自己満足のためだけに存在する空間だから。

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管理人の一言 …… ――まったり愚痴日記、始めました


小説6
少し馬鹿なこと考えた。
おれが以前とっておいたジオシティーズのホムペスペースを再利用して小説サイトでも開くんだ。
んで、自作小説登録できるサイトでも適当に探して登録する。
そっから飛んできた人が小説見てくれてうはwwwって話なんだが…。
まぁ、大した腕も無いのにやるわけにはいかんか。

しかし最近更新が小説ばっかだ。
更新の題名がそろそろ小説でうまるかもわからんね。
そのうち毎日ではなく不定期にはするだろうけど、今勢いのある間に出来るだけ書いてしまいたいというのはあるな。

てか気付いたんだけどよ、おれの書いてる小説のヒロインってツンデレじゃね?
いつからそうなっちまったのか。最初からっぽいが…。意図したわけじゃないのになぁ。

あ、あと暇な人はやっぱコメントでコソーリ感想を言っておくれよ。コソーリな。
やっぱ客観的なものの捕らえ方ってのは当事者じゃわからんからね。
てか、そもそもこんな駄文を読んでくれる人がいるのか。

ともかく暇人な方は追記のほうから小説どぞ
二章「古川若葉」―(3)

ここら一帯の住宅街は、結構入り組んでいる。細い道がいくつもあるから、小さい子供がよく迷子になることもある。
でも、さすがに小学4年生にもなると迷うことなんてないはずなのだが・・・。それでもあてのない俺は念入りに探すことにした。
「あれ・・・?」
そして、その小さな後ろ姿を見つけたのは住宅街でも奥の方の、鬱陶しいくらいに木々が生い茂っている森に近い、小規模な空き地だった。
その空き地を見て少し懐かしくなる。ここは昔、幼稚園に入っていたころに父さんとよく遊びに来た秘密の遊び場だ。
空き地に置いてある建設機械。大きな砂の山。木材。流石に建設機械にいたずらするなとは言われたので、よく砂山の上に乗って遊んでたっけな・・・。
その小さな姿は、そんな俺の懐かしい遊び場の重機の陰でうずくまっていた。
後ろ姿では若葉とは分からない。でも、どちらにしろこんな時間に外を出歩いてるのもいけないだろう。
「・・・大丈夫?」
俺は少し屈みこんで話しかける。だが、その子からは何も返事が無い。よく見ると、夏だと言うのに体がガタガタと震えている。
「・・・寒い?」
また返事は無い。
「・・・若葉?」
何の確証も無いのに、そう言った。だが、その子はびくっと反応する。
「・・・え?」
顔だけこちらに向ける。あぁ、良かった。見つかったか。薄暗がりの中でみたその顔は、よくは見えなかったけどいつも見知った顔だった。
「若葉・・・。なんでこんなところにいるんだよ・・・。」
昔、俺が砂山遊びの話をした時くだらないと言い切った若葉だ。こんなところにいるなんて若葉らしくない。まさか今になって面白そうだと思って家に帰るのを忘れて遊んでたわけではないだろう。
そんな呑気なことを考えていた俺とは対照的に、若葉は無言のまま体を震えさせていた。
「翔吾・・・。」
若葉から出た俺を呼ぶ声は、いつものそれに比べて話にならないくらい弱いものだった。
「・・・どうかしたのか?若葉。」
「・・・翔吾。翔吾、翔吾・・・。」
若葉は体を震わせ続ける。なんなのだろう・・・。若葉に何かあったのだろうか。でなければこんなところに一人でいる意味が分からないし・・・。
「翔吾ぉ・・・。」
「若葉・・・」
若葉は既に涙声だった。俺はどうしていいか分からず、とっさに若葉の肩を抱き寄せる。俺達が不安になったとき母さんがしてくれるように。
「若葉・・・」
頭を優しくなでる。それでも若葉は泣き止むどころか、泣き声を大きくする。
「う・・・うわああ・・・あああああああああああ!!!!」
若葉が泣きじゃくる。俺はどうすることもできなくて、ただただ若葉を抱きしめる力を強くした。シャツが若葉の涙で濡れていくのが分かる。でも、そんなことどうでもいい。
俺は若葉の頭をなで続ける。正直言うと、こんなことしかできない自分に苛立ちを感じていたが・・・。
「若葉。大丈夫、大丈夫だよ。」
何が大丈夫なのかも分からないけれど、とにかく若葉が安心できそうな言葉をかけてあげたいと思った。
「大丈夫、大丈夫・・・。」
暗闇に目が慣れてきた。若葉の背中に手を回す。若葉の背中を撫でてあげよう。安心するまでそうしてあげよう。
ぬちゃ・・・。
そう思って背中に回したとき、べとべとするような何かが手に付着した。
「え・・・?」
何なのだろう、今のは・・・。疑問に思い、俺は腕時計のライト機能を思い出す。若葉の背中に手を回しながら、何かが付いたままの右手で、手探りで左腕の腕時計のボタンを押す。

―――浮かび上がった時計の画面には、赤い液体が付着していた。

「・・・・・・。」
絶句した。何なのだろう、これは。いや、分かる。知っている。知っているけど・・・。
その時、ライトの明かりでぼうっと浮かび上がった若葉の背中に目がいった。
何故か、絵の具を思い出した。図工の時間、屋根の色を塗るために赤い絵の具を出し、ほとんど薄めずに画用紙に塗ってしまった。赤の色は、想像以上の強い色で、薄い色に塗りなおすために結構時間がかかったっけ。
若葉の背中、右の横腹あたりは、そんな血の色で染まりあがっていた。
「な・・・・・・。」
驚いた。声を上げそうになるくらい驚いた。でも、若葉を落ち着かせるために声をあげるわけにはいかない。声にならない叫びを、口の中でかみ締める。
やがて、若葉の背中を薄く照らしていた時計のライトが消えた。
「若葉・・・。」
もう一度名前を呼ぶ。聞くべきだろうか。聞かないほうがいいだろうか。
「私・・・。」
「え・・・?」
「私・・・知らない。何も知らない。知らないよ・・・。」
涙声のまま、若葉は言った。
「私じゃない。私知らない。翔吾、翔吾ぉぉ・・・。」
若葉が、俺のシャツを掴む。よく見ると、手にも何かついているように見える。おそらく、背中についているものと同じだろう・・・。
「若葉・・・。落ち着け・・・、大丈夫だから・・・」
今度は本当に、完全に何が大丈夫なのか分からない。でも、若葉をこのままにしておけない。背中の血にかまわず、強く抱きしめる。俺はそんなことしか出来なかった。



しばらくそうしていると、いきなり近くの道から車が近づいてきた。突然ヘッドライトに照らされ、俺は目が眩む。
「うぅ・・・」
俺は思わず目を覆う。その間に、バタン、と車の扉を閉める音が聴こえる。車の持ち主が降りたのだろうか。
そして、こちらに向かって何かを言っている。
「ん・・・・・・。」
俺は目の眩みを我慢して目を開く。そこにはいつもよく見ている、母さんの姿があった。
「翔吾・・・!若葉ちゃん!?」
驚き、声を上げながらこっちに走ってくる。と、足音が一度止む。同時に、ハッと息をのむ音。そうか・・・。若葉の姿か・・・。
「翔吾・・・!」
母さんは寄ってくるなりいきなり俺に怒鳴りつけた。・・・耳が痛い・・・。
「なんでアンタがここにいるの!家で待ってたんでしょ?」
無言の肯定。何か言って肯定してもまた怒鳴られるだけだろう。
「それより・・・・・・何があったの?」
母さんは、泣きつかれたせいか眠ってしまった若葉の姿を見ながら言う。
「分からない・・・。ここに来てみたらもうこうだったんだ・・・」
そうとしか言い様が無い。母さんも呆気にとられているようで、あー、とかうーとか鈍い返事をする。
「と、とにかく若葉ちゃんのお母さんに連絡しなきゃ。だから一度若葉ちゃんを家に連れてくわよ。」
やっとのことでそう言った。俺は無言でうなずく。
母さんは、驚きと苦々しさの同居するような複雑な表情で若葉を後部座席に寝かせた。俺は、助手席に乗り込み、シートベルトを付ける。
あぁ・・・本当に、なんだかすごく疲れた・・・。


その後、母さんは家に駆けつけた若葉のお母さんとなにやらしばらく話していた。途中、俺も呼ばれて若葉を見つけた時の状況を話したが、二人の表情は険しいままだった。
話しが終わると、若葉のお母さんは若葉を連れて、「ありがとうございました」とだけ言って帰っていった。
その日は俺も突然の出来事で疲れていて、すぐ寝てしまったが、次の日に母さんから妙な話を聞いた。
「あ〜・・・これって言ってもいいのかなぁ。」
「母さん・・・おれもこのままじゃはっきりしないし、言ってくれよ。」
「じゃあさ、この話を聞いても若葉ちゃんと友達でいてあげてね?」
答えるまでの質問でもなかった。若葉は幼稚園時代からの腐れ縁だ。今更切っても切れない仲だろう。でもここは母さんを安心させるために大きく頷いた。
「実は・・・昨日、若葉ちゃんと翔吾を見つけた時ね・・・近くのあの砂山に、動物の死骸が沢山転がってたのよ・・・。」
「・・・うん。」
「それで、若葉ちゃんがその・・・血がかかってたじゃない?もしかしたら若葉ちゃんが・・・って。勿論私も若葉ちゃんのお母さんも信じてないけど・・・。」
それはそうだ。若葉がそんなことを好き好んでやるわけは無い。それは偶然だ。
「俺も信じないよ。」
何せ、若葉は自分で否定していたから。

若葉は、その後一週間学校を休み続けた。その間、学校で配られるプリントを若葉の家に持って行ったが、若葉自身は姿を現さなかった。
やっと落ち着いたのか、一週間後には姿を見せたが、登校時も俺とぎゅっと手を繋いで学校に着いて、自分の席まで行くまで離さなかった。
「お前ら結婚してるのかよ!めでたいね〜!ヒューヒュー!」
クラスメイトの馬鹿が俺達に対してそう言ってきても、いつもは離すはずのその手を、ずっと無言で握り続けた。
そんな日々も、しばらく続くと本調子を取り戻してきて、いつもの明るい若葉に戻っていた。
しかし、血まみれの一件から若葉は、時折すさまじい恐怖にとらわれるようになってしまった。
あの時のように、縮こまって震えて、涙を流すほどではないけれど・・・。


////////////////////////////////////////



「翔吾の手、あったかいね。」
若葉は、微笑を浮かべる。
若葉が恐怖にとらわれる時、俺はこうしてそばにいて、手を繋いでいることにした。実際、若葉はそうしていると少し安心そうな表情になる。
・・・結局のところ、俺はいろいろと試行錯誤して若葉を助けようとしてみた。でも、それらも功を奏さずにこんな気休め程度のことしか出来ない。
「俺は、若葉の手の方が温かく感じるぞ。」
若葉の手をぎゅっと握り返す。
「翔吾・・・」
トン。若葉が、壁に頭を軽く押し付ける。
「前に言ったよね?私、誰かに自分自身を奪われてるって」
「あぁ・・・」
こうやって手を繋ぎ始めた3回目あたりだったか。若葉は震える体を片手で押さえながら、「私が私で無くなっていく」と言っていた。
「私の中に、別の人が入ってきてるんだ。多分、こうなる毎に。」
「あぁ・・・」
正直、その言葉の真意はよく分からなかった。自分の中に誰かが入ってくる。正気で言うセリフとは思えない。勿論若葉の言うことだから信じているけど。
もしかしたら、多重人格なのかも知れない。そう考えたこともある。外国の不思議現象を取り上げたTV番組。それと同じことが起こっているのかと。
それなら、最初の「動物を殺していたのかも知れない」というのも若葉の別人格として納得がいく。でも、にわかには信じがたい。そもそもこうなる時以外はいたって普通の女の子だ。
「その人は、こうなる時にどんどん私を侵食していく。今はもう、結構その人に染まってたりするんだ。」
「え・・・?」
「その人のことも少し分かってきた。悲しいことがあったんだよ。心が壊れるくらい悲しいことがあったんだよ。」
俺は呆気にとられる。若葉は、微妙を浮かべながら続ける。
「だからさ、そろそろ限界かも知れない。」
「・・・若葉?」
「私というバケツの中に入っている水はどんどんその人の絵の具を混ぜられていって、だんだんとその人と同じ色になっていってるんだ・・・」
「・・・若葉・・・」
「私、なんとなく分かるんだよ。その人のことが、考えが。」
若葉はゆっくりと立ち上がる。手を繋いでいる俺も、それにならって立ち上がる。
「翔吾・・・」
若葉は、俺の顔を覗き込む。俺も、若葉の顔を覗き込む。
「正直言うと、翔吾のことは大事だと思う。けど、私が変わればそれも変わる。私の中での正義とか、そういう考え全てが変わる・・・」
「若葉・・・何を・・・」
「できるだけ遠くへ逃げて。私が手を出せない場所まで逃げて。」
「な・・・ッ!」
―――そう言って、若葉が俺を突き飛ばすのと、その見えざる不吉な感覚のする「何か」が若葉を包むのはほぼ同時だった。



書いた後に色々と気付いた失敗はあるがめんどいので直さず放置。
てか、伏線はってないからただの超展開に思われそうな進展になってしまったな。
とりあえずこのシナリオは想定内なのだが。
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